【東京】近ごろ都に流行るもの、フィンランドの児童文学「ムーミン」…公式ショップは大人の女性で大盛況、アートと哲学、広がる共感
開店した日本初公式ショップは大人の女性で大盛況。ファンブックも発行された。かわいくて神秘的な独特の世界観。原作者
トーベ・ヤンソンの挿絵がグラフィックアートとして支持され、異形のキャラクターたちの人間味と成長が共感を呼ぶ。一番人気
のキャラは、毒舌女子の「リトルミイ」というのも今どきだ。
東急田園都市線二子玉川駅(東京都世田谷区)前に開店した「ムーミンショップ」。トートバッグ(3780円)などを買い込んで
いた東京都稲城市の主婦、菅原こず枝さん(42)は、「この年までキャラクターグッズには全く興味なかったけれど、ムーミンは
別物。原画の渋い色使いに心ひかれる。好きなキャラクターはミイね。イジワルそうな顔がカワイイ」。
昨年末の開店以来盛況が続いている。マグカップなど本国からの輸入品と日本メーカーの約700アイテムを品ぞろえ。原画を
生かした食器など生活雑貨が中心で、オリジナルのウォールステッカー(2310円)は需要に生産が追いつかず、予約待ちの
図柄が続出している。
「ムーミンは今や北欧文化を代表するアイコン。デザインから入る方、物語から入る方とそれぞれですが、アートと文学性の
両面で大人の感性に響く奥深さが魅力」と、ショップを運営するベネリック、マーケティング部の矢作麻美さん(32)。
講談社発行のムーミン小説翻訳本は35年間で累計約376万部。大人向けの文庫本は一昨年新装されたが、9巻全てに増刷
がかかり計21万部に達した。「すでに行き渡っている本が、短期間でこれだけ新たに売れるとは予想外」と出版部も喜ぶ。
物語は心やさしいムーミンを中心に、自由と孤独を愛するスナフキン、臆病者のスニフなどクセのある仲間たちが、洪水などの
天災や奇怪な事件に見舞われながらも、一致団結して乗り越え成長していく姿が淡々と描かれている。矢作さんは「児童向け
だが哲学的でシリアス。どんなに大変な目にあっても、みんなでコーヒーを飲んで落ち着く姿などに静かなたくましさを感じる。
第二次大戦直後の厳しい時代に書かれ、今の日本の空気に通じる面もあるようだ」。
一方、宝島社では一昨年、ブランドムック形式の「ムーミン公式ファンブック」を発行。昨年11月には、人気キャラベスト3
「リトルミイ」「スナフキン」「ムーミン」のファンブック(バッグとパスケース付き、各1470円)を新たに発売。売れ行き好調で重版
が決まり、今月中に16万部を突破する。
「緻密で内省的な作風に、日本人と共通する精神性が見られる。特に東日本大震災後、日本の社会から軽さが消え、ムーミン
のある種の重さがハマったようだ。自然派志向の女性も巻き込んで、若いファンも増えています」と企画編集部第2編集部の
根本江利子編集長(37)。
ムック本で「思うがままの発言と行動が女子の憧れ」と紹介されているリトルミイ。「言動が本質を突いていて痛快」と根本さん。
かつての“モテかわ”系に支持されたハローキティとは真逆のキャラの台頭だ。
ライセンス管理会社によると、日本で常時ムーミングッズが豊富にそろう店は冒頭の公式ショップのほか、東京都墨田区
「ペイッコ」、千葉県の第三セクターいすみ鉄道国吉駅の売店という。同鉄道では「自然豊かな沿線がムーミン谷に似ている」
としてムーミン列車も運行中。そんな地味な味わいの浸透の仕方も、ムーミンらしくていとおしい。
ソース(MSN産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/region/news/130204/tky13020408000001-n1.htm
写真=今の時期はバレンタインデーを意識した品揃え
写真=ムーミンファンブックと新装された文庫本の一例
写真=最も商品が売れるキャラクターはリトルミイ
もちろんムーミンも大好き。
兄弟のスナフキンは冬でもテント暮らしで釣りしてるってのに
東京電力ムーミン谷原子力発電所が
第一から第六まであってメルトスルーしていて政府が隠蔽して毎日平和なテレビばかり流れてくるんだとさ
一応極秘だけど2chならいいだろう
あの世界、けっこうな頻度で水害に見舞われるようなので、シャレになってないなw
ギャグのつもりなんだろうが、
フィンランドって結構な原発大国だからな?
冷戦時代はソビエトみたいな国だったんでしょ?って言うと
マジギレされる
これ豆知識ね
「トーベ・ヤンソン」
「リーナス・トーバルズ」
「シモ・ヘイヘ」
性別変わってるがw
あーまた昔のムーミンが見たい。
やけにムーミン関連商品増えてるなと思ってたんだ
意味で使ってるよ。
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2013年2月5日 | コメントは受け付けていません。 |
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